発毛って本当にできるの?基礎から分かる髪を生やす仕組み

最終更新日:2025.07.23

「一度薄くなった髪は、もう元に戻らないのでは…」
そんなふうに感じていませんか?

髪が細くなったり抜けたりすると、「もう生えてこないのかも…」と不安になるものです。ですが、ご安心ください。正しい知識とケアを重ねていけば、髪は再び元気を取り戻す可能性があります。

今回は、「髪が生える仕組み」を基礎からわかりやすく解説します。発毛に対する不安を少しでも解消できるように、北九州スーパースカルプ発毛センター小倉店の発毛技師として、ていねいにご案内していきます。


髪が生える“土台”って何?

まず、髪の毛はどこから生えてくるかご存じですか?

髪の毛は、「毛根」のさらに奥にある**毛母細胞(もうぼさいぼう)**という場所で作られています。この毛母細胞が分裂を繰り返すことで、新しい髪がどんどん押し上げられるように生えてきます。

しかし、毛母細胞の働きが弱くなると、髪は細くなったり、生えてこなくなったりします。

その原因はさまざまですが、特に次の3つが大きく関わっています。

  • 血流の低下
  • ホルモンバランスの乱れ(特にDHTの影響)
  • 頭皮環境の悪化(乾燥や皮脂詰まり)

髪の毛には「生え変わりのサイクル」がある

髪の毛はずっと生えっぱなしではありません。一定の周期で「抜けて→休んで→また生える」という流れを繰り返しています。これをヘアサイクルといいます。

サイクル名内容
成長期髪が伸びている時期(2〜6年)
退行期成長が止まり始める時期(2〜3週間)
休止期髪が抜けて次の準備をしている時期(数ヶ月)

このサイクルが乱れると、成長期が短くなり、休止期ばかりが長くなってしまうため、どんどん薄く見えるようになります。


発毛とは「止まっていたサイクルを動かすこと」

では、発毛はどうやって実現するのでしょうか?

それは、「止まっていた毛母細胞の活動を呼び戻し、ヘアサイクルを正常化させること」です。

具体的には以下のようなステップを踏みます。

① 血流を改善する

毛母細胞に栄養を届けるためには、血液の流れが不可欠です。冷え性やストレス、運動不足などで血行が悪くなると、髪の成長が止まりやすくなります。

② 頭皮環境を整える

毛穴に皮脂や汚れがたまっていると、新しい髪が生えるスペースがなくなってしまいます。専用のクレンジングやシャンプーで、清潔な環境を保つことが大切です。

③ 必要な栄養を内側から届ける

髪はたんぱく質(ケラチン)でできているため、食事から十分な栄養を取ることが大切です。特に亜鉛・鉄・ビタミンB群は発毛に欠かせません。


発毛は誰にでも可能なの?

発毛は、「毛根が生きている限り」可能です。
たとえ髪が抜けていたとしても、毛根が活動を再開できる状態であれば、再び髪が生えてくる可能性はあります。

ただし、何年も放置してしまうと毛根が萎縮し、生えにくくなることもあるため、早めの対応が大切です。

北九州スーパースカルプ発毛センター小倉店では、毛根の状態をマイクロスコープでチェックし、今どの段階なのかをわかりやすくご説明しています。


まとめ:正しいケアで髪は応えてくれる

発毛は「特別な人にだけ起きる奇跡」ではありません。
正しい知識と行動があれば、誰にでもチャンスがあります。

  • 毛母細胞の働きを取り戻す
  • ヘアサイクルを整える
  • 血流・栄養・頭皮環境を整える

この3つをしっかり意識することが、発毛の第一歩です。

北九州スーパースカルプ発毛センター小倉店では、「ただ生やす」だけでなく、「抜けにくく、太く、強い髪」を育てるためのサポートを行っています。

「本当に生えるのか不安」「今の状態を知りたい」そんな方は、ぜひ一度、無料カウンセリングにお越しください。髪の未来は、きっと変えられます。