AGAと運動の関係とは?意外と知らない髪と身体の深い関係
最終更新日:2025.07.08
「運動すると髪が生える?」「筋トレをすると逆に薄毛が進む?」
AGA(男性型脱毛症)に悩む方の中には、こうした疑問を抱いたことがある方も多いのではないでしょうか。実は、運動とAGAには深い関係があります。今回は、発毛技師として9年以上、500人以上の髪の悩みと向き合ってきた経験をもとに、運動が髪に与える影響についてわかりやすくご紹介いたします。
運動が髪に良いとされる理由
まず、適度な運動は髪にとってプラスの影響をもたらします。その理由は以下の通りです。
1. 血行促進で頭皮環境が整う
運動によって全身の血流がよくなると、頭皮にも栄養や酸素がしっかり届くようになります。毛根に十分な血液が巡ることで、発毛に必要な栄養素が行き渡りやすくなり、髪が育ちやすい土台が整います。
2. 自律神経の安定とストレスの軽減
ストレスはAGAの大きな要因のひとつです。軽い有酸素運動やヨガなどは、緊張をほぐし、交感神経と副交感神経のバランスを整えてくれます。これにより、ホルモンバランスの乱れを防ぎ、AGAの進行を和らげることが期待されます。
筋トレは薄毛に悪影響?その真相とは
一方で、筋トレやハードな無酸素運動は「テストステロンの分泌を高めるため薄毛が進むのでは?」という説もあります。
確かに、筋トレによって男性ホルモンであるテストステロンの分泌が一時的に高まることは知られています。そして、AGAはこのテストステロンが体内で変化してできる「ジヒドロテストステロン(DHT)」が原因のひとつとされています。
ただし、筋トレ=薄毛になる、というわけではありません。問題はホルモンバランスや遺伝的要素、そして頭皮の環境です。適切なケアをしながら運動を行えば、筋トレそのものが悪影響を及ぼす心配は基本的にありません。
運動する際に意識したいポイント
発毛を目指す方やAGAの進行が気になる方は、以下のポイントに注意しながら運動を取り入れてみてください。
- 週に2〜3回、30分以上の有酸素運動を目安に
→ ウォーキングやジョギング、軽いサイクリングなどがオススメです。 - ハードなトレーニング後はしっかりと栄養補給を
→ タンパク質やビタミンB群、亜鉛など、髪に必要な栄養素を意識的に摂取しましょう。 - 汗をかいたら頭皮のケアを忘れずに
→ そのまま放置すると毛穴が詰まり、逆に抜け毛の原因となることがあります。帰宅後は優しく洗髪するようにしましょう。
北九州でAGAの不安を抱えている方へ
運動はあくまで発毛をサポートする一つの手段です。すでに進行が進んでいる場合や、遺伝的な要因がある場合は、生活習慣の改善だけでは不十分なケースもあります。
当店「北九州スーパースカルプ発毛センター小倉店」では、生活習慣のアドバイスから、頭皮の状態に応じたケアまで、トータルでの発毛サポートを行っております。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
運動とAGAには密接な関係があります。正しい方法で取り入れることで、頭皮の環境を整え、発毛にとってプラスに働くことが期待できます。ただし、自己流では逆効果となるケースもあるため、専門家のアドバイスを受けながら継続していくことが大切です。
髪と身体の健康、どちらも大切にしていきましょう。