AGA対策に卵は効果的?髪に嬉しい卵の栄養と食べ方
最終更新日:2025.06.27
AGA(男性型脱毛症)に悩む方にとって、日々の食事はとても大切な要素です。中でも「卵」は、髪に良い食材として昔から注目されていますが、なぜ卵が髪に良いのかご存じでしょうか?今回は、卵に含まれる発毛サポート栄養素や、より効果的な食べ方についてお話しします。
卵が髪に良いとされる理由
卵には、発毛や育毛に欠かせない栄養素がぎゅっと詰まっています。特に注目すべきなのが以下の4つです。
● 良質なタンパク質(アミノ酸)
髪の毛の主成分であるケラチンは、アミノ酸から作られています。卵は「完全栄養食品」とも呼ばれ、必須アミノ酸をバランスよく含んでいるため、髪の原料としてとても優秀です。
● ビオチン(ビタミンB7)
ビオチンは、頭皮や髪の健康に関わるビタミンB群の一種です。毛根の細胞が正常に働くために欠かせない栄養素で、不足すると抜け毛や髪の細さにつながることもあります。
● ビタミンD
卵黄には、髪の成長に関係するビタミンDも含まれています。ビタミンDは頭皮のターンオーバーを整え、毛根の働きをサポートする役割があります。
● 亜鉛(微量ミネラル)
卵黄に含まれる亜鉛は、髪を作る毛母細胞の働きに関わる大切なミネラルです。特にAGA傾向のある方は亜鉛が不足していることが多く、積極的に取り入れたい栄養素です。
卵の効果を活かす食べ方とは?
髪に良いからといって、食べ方を間違えると栄養の吸収効率が下がることもあります。以下のポイントを押さえると、より効果的に栄養を取り入れることができます。
① 生卵の食べすぎには注意
卵白には「アビジン」という成分があり、ビオチンの吸収を妨げる働きがあります。毎日生卵を多量に食べる習慣は、逆効果になってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
② ゆで卵・半熟卵で栄養を効率よく
加熱することでアビジンは分解され、ビオチンの吸収を妨げなくなります。完全に火を通したゆで卵や、消化にもやさしい半熟卵がおすすめです。
③ 他の食材と組み合わせて相乗効果を
例えば、卵と一緒に野菜をとることでビタミンのバランスが整い、血流が促されます。オリーブオイルや海藻類と組み合わせると、亜鉛や鉄分の吸収も助けてくれます。
- おすすめメニュー例:
- 卵とわかめのスープ
- ほうれん草と半熟卵のサラダ
- 雑穀米と目玉焼きの朝ごはん
北九州スーパースカルプ発毛センター小倉店からのひとこと
発毛にとって食事は、土台づくりのようなものです。卵はコストパフォーマンスも良く、毎日の生活に取り入れやすい優秀な食材です。ただし、どんなに良いものでも「これだけ食べていれば大丈夫」ということはありません。
北九州スーパースカルプ発毛センター小倉店では、食生活のアドバイスや、髪の状態に合わせたケアのご提案も行っています。栄養とケアの両面から、一緒に健康な髪を育てていきましょう。